『熱溶融積層造形』とは、材料(主にABSやPLA)を200℃程度に熱し、細いノズルから出力しながら造形物を形作っていくことです。
他に光硬化剤を使った『光造形』、粉末に高出力のレーザーを当てて固める『粉末焼結造形』、先端からUV硬化液を噴出して固める『インクジェット造形』があります。
熱溶融積層造形は古くある方式で、特許期限が切れて安価になったことで一般ユーザーにも手に入りやすくなりました。
熱溶融積層造形では主にABSとPLAの材料を使い、細い棒状にしたフィラメントと呼ばれるものを使用します。
太さは主に1.75mmと3mmの2種類あります。
安いものでは2,000円/1kgで販売しているものもありますが、直径のバラつきや異物、気泡の混入により出来上がりに差ができたり、印刷途中でノズルが詰まるなどのトラブルが発生しやすくなります。
弊社で取り扱いがあるフィラメントは、3Dプリンターメーカーの純正消耗品に選ばれるほど安定した品質を持っています。
高精度の印刷を行う場合、フィラメントの品質によって印刷に失敗する場合があります。
熱収縮のある材料での印刷に欠かせないのが、テーブルからの剥離を防止する対策です。
弊社で取り扱いしているタックシートでは、ABS材やPP材での反りを防止して安定した印刷を行うことが可能です。
設置も簡単で、テーブルに貼り付けるだけで数回利用できます。
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